[00:02.17] [00:02.56]やがて咲くわ 妖の 桜と謂う名の私… [00:14.21]切ないほど 花弁は 誘い来る 彼の世まで [00:27.74] [00:37.23] [00:48.60]ヒトよ死して蝶となれ 幽雅に咲く 一片の [00:59.88]羽根はふわり宙に舞い 風のゆくままに散って [01:05.79]生きる事に縋って しがみ付いたその腕は [01:11.41]まるで冬の訪れに 抗う葉のようで不憫 [01:17.11]有待の存在なのよ 今此処に集まりしは戯れだわ [01:25.09] [01:25.78]蝶の夢を見ていたの 花上を舞う、ひらひらと [01:37.09]目が醒めては 疑った 私が蝶の夢かと [01:47.99] [01:48.58]いつも ささめいてる 桜の木と 艶やかな月の下で [01:59.66]涅槃の幽深のよう 今道ゆく 戻らない旅へ [02:12.56] [02:16.56]『顔を見上げ安堵する 春は遠くて まだ咲かず控える [02:28.28]春を集め咲かせましょう この桜の木を 柄を握り今頷いた』 [02:41.45] [03:02.96]やがて咲くわ 妖の 桜と謂う名の私… [03:14.23]切ないほど 花弁は 誘い来る 彼の世まで [03:25.19] [03:25.70]誰か聴いて この声を 理さえ覆し [03:37.17]うつろいゆく この世界 疎み儚み囀る [03:48.00] [03:48.59]今も地の底で眠る『露払いとなりましょう 望むまま 命ずるまま』 [03:53.99] [03:54.35]桜よ墨染めに咲いて『迷いを断ち切るのは この手に在る白楼よ』 [03:59.69] [04:00.09]憂いを绝断ち乱れ散り『畏れるものなど無い 信じた道を進むわ』 [04:05.16] [04:05.71]妖しの夢見続けてるわ…『誰の為でも無いわ 唯慕う人の為よ』 [04:15.65] [04:26.31]