嗚呼 哀しみが眼球を潰して果てなき棘 嗚呼 焔火に焼かれ堕ちて逝くそれが運命ね このまま灰になれるならいい 舞い落ちる花びらさえ 憎んで 夢薫 幻のまま 滲む 記憶がほら 傷を数えて眠る 爛れ堕ちる空に 浮かぶのは「混沌の月」 そして無情はただ 愚かさに口づけを ここでサラバ 君よ 憐れむの 嗚呼 永久に哭く 嗚呼 くいこんだ刃は冷徹と焦熱の魔 嗚呼 悲劇とは閉鎖的陶酔の成れの果て 絶えぬ痛みに花は散る このまま砕け散って 笑うの 降り注ぐ星の雨に打たれて 夢薫 幻 不実さに溺れては修羅となる 歪む 言葉がほら 君を求めて消える 爛れ堕ちる空に 浮かぶのは「糜爛の月」 そして無情はただ 愚かさに口づけを ここでサラバ 君よ 憐れむの 嗚呼 永久に哭く 絶えぬ痛みに花は散る