此処は隙間と終わりの場所 他に必要な物は無い やがて老いては消え行く蝋燭の火に 何も思わない、なのに流れ落ちる涙 髪揺らず風の音も 目に光る水面の色も 今はもう思い出せず 微笑んだあの人は誰? いつか逢いたい夢を抱いて 二度と逢えない罪に濡れて 月明かり身を潜めて独り泣くより あのひ愛され笑った私のままいたい この空は遠く広く 両手では足りないくらいで 今はただ待ち続ける 永遠が終わるその日を