月が照らした虹の向こうで 淚が落ちる音がする 僕は聞こえた声を賴りに ここでいま歌を こばしている 目を凝らしたその向こうに 笑った君の口が浮かんだ 指が触れたような気がして 少しだけ 歌う声を上げる まうすぐ 夜が明けるよ 何も聽こえなくたって 誰も気づかなくても それでも 歌う声を 響かせ続けて いつかこの夜を越えて 小きなその耳に届くよう そう願っては また朝がやって来る 夢を見ていた窓の向こうで 心が踊る音がする いっそのこと全部 抱えたままで行こぅ きゎ 手のなるほうへ もうすぐ 春が来るよ 何も聽こえなくたって 誰も気づかなくても それでも 震ぇてぃる 心が明日に ぃっか見た夜の虹のように この夜空を架けよう 何も聽こえなくたって 誰も気づかなくても それでも 歌う声を 響かせ続けて いつかこの夜を越えて 小きなその耳に届くよう そう願ったら今 朝を迎ぇに行こう