[lrc:本LRC仅供虾米站内交流使用,谢谢理解] [00:00.59]「美しい双子の少女、ディーとウィー。 [00:03.97]優しい父と母、四人での幸せな生活。 [00:08.02]何不自由なく暮らしていた双子は、 [00:11.05]幸せな日常に忍び寄る影に……気付くこともなく」 [00:15.70] [00:17.32]「不穏な種は静かに芽吹き、 [00:19.56]いつしか取り返しのつかない悪夢と化して。 [00:23.00]嵩んだ借金の果ての一家解散。双子は離れ離れに…… [00:27.94]別々の家へと引き取られていった」 [00:31.04] [00:31.72]何を違えたのか その問いに解はなくて [00:38.35]今はただ、冷たさに耐えるだけ [00:45.30]『聖華(はな)の双子だね』と云われては微笑みあう [00:51.88]幸せな時間(とき)はもう過去の中 [00:58.47] [00:59.04]帰る家もなく 食べるものもなく [01:05.59]やがて離れ離れになった [01:11.63] [01:12.12]『いつか、我が家(うち)に帰ろう [01:17.88]三年先の聖夜(きょう)に必ず迎えにくるからね』と [01:31.38]父と母が残したのは 離別(さいご)の口づけ(キス)だけ [01:40.41] [01:41.47]「それぞれに引き取られた新しい家で、 [01:44.41]安寧を得ることは叶わなかった。 [01:47.18]ウィーは義理の姉達から陰湿な虐めを受け、 [01:50.65]ディーは過酷な労働を強いられて」 [01:53.43] [01:54.54]何も望むものはないほどに恵まれてた [02:01.22]水仕事で擦り切れた手を見て [02:08.27]其れは奇跡の上 成り立っていたと知った [02:14.73]幸せな日常(とき)はいつ変わったの? [02:21.39] [02:22.03]父は酒に酔い 母は泣いていた [02:28.61]いつの間にかそうなっていた [02:34.47] [02:35.01]『いつかまた逢おうね』と [02:40.63]三年先に希望(のぞみ)託した [02:48.00]『どんな顔で会おうか』 [02:54.26]鏡の前 痩せた頬で笑顔をつくった [03:03.42] [03:07.69]「そして、三年の月日が経ち、約束の日が訪れる。 [03:12.70]両親が迎えに来てくれることを、 [03:15.32]そして片割れに会えることを信じ、 [03:17.83]遠く離れた地で苦しい日々を生き抜いてきた」 [03:21.65] [03:22.17]「粉雪の降る聖夜。ディーとウィーは、 [03:25.46]それぞれの家で逸(はや)る気持ちをおさえきれずにいた」 [03:29.31] [03:29.76]「「これでやっと、本当の家に帰れるんだ……!」」 [03:33.38] [03:33.94]やっと【逢える】 約束の【焦がれてた】 [03:37.02]聖夜(ひ)がやってきたよ【遠い】 迎えにくる父を【母の影を】 [03:43.31]待ち続けた... [03:46.48] [03:47.01]白雪(ゆき)が世界を染めて [03:52.71]心も白く凍らせていく [03:59.90]箱庭(いえ)を抜け出し駆ける [04:06.14]其処にきっとワタシたちの 本当の家(いえ)があるはずだから [04:12.72] [04:13.12]予想していた現実 [04:18.79]夢想の残滓 絶望の前 [04:26.07]双子は会い見(まみ)えた [04:32.40]「誰か...どうか...幻想(ゆめ)を見せて... [04:35.75]虚構(うそ)でもいいから−−−」 [04:40.62] [04:41.07]「両親は迎えにこなかった。あると信じて焦がれていた家は、 [04:46.17]もうどこにもなかった。 [04:48.03]双子は互いの温もりだけを支えに、涙を流す。 [04:51.74]すると突然目の前に、カラスを連れた少女が現れて言った」 [04:56.71] [04:57.27]「あなたたちが、大好きな家族と [04:59.83]ずっと一緒にいられる場所へ連れていってあげる。 [05:03.90]けれど、これは甘い毒。 [05:07.90]『永遠の幸福』が怖くないのなら、このリンゴを受け取りなさい」 [05:14.26] [05:14.90]「聖華の双子が祈るのは」 [05:28.20] [05:29.31]