初めての夏は浴衣を揃えて 船に乘るうと笑って話していたのに 赤い花火に映るその横顔 なぜ守りきれなきれなかったのだろう 髪を切ったあの思いが 今苦しく胸を締め付ける 伝えられなかった夏の風は 秋を急かすように宙に舞ってる あぁ 涙が出ちゃうよ  君の声 耳元にまだ残るから あぁ 会いたくなるよ  風と二人きりの夏 8月の風は今でも記憶運んで  ふいに色褪せた夢を見せる 気付けば港を離れていた船は  あんなに小さく見えるのに 遠い街で響く花火  震えるこの胸を締め付ける 消せない想い出をたぐり寄せて  あの日の記憶蘇るよ ねぇ 涙がでちゃうよ  君の声心の中また繰り返す ねぇ 今は泣かせて  風と二人きりの夏 ねぇもっともっと素直に君に甘えれば良かった 今繋ぐ手の先にはもう君とは違う別の人 あぁ 涙が出ちゃうよ  君の声 耳元にまだ残るから あぁ 会いたくなるよ  ずっと一緒にいたかった ねぇ 涙がでちゃうよ  君の声 今もまだ思い出すから ねぇ 今は泣かせて 風と二人きりの夏 ずっと一緒にいたかった