[00:30]河原の土手の草むらで [00:32]遊び事に夢中な子ども [00:35]兄弟なのか友だちだろうか、 [00:38]僕は何気なく思考交える [00:40]悪戯に笑うその少女は [00:42]あまりにも彼女に似すぎていて [00:44]ああ、もう考えるのは止そう [00:49]思い出に浸りたくなくて眠り、逃げる [00:54]記憶が掘り起こされて夢にまで見てる [00:59]黒い残像の彼女は僕に言う [01:02]「さぁ、歯をくいしばれ」 [01:04]自己に嫌悪、 [01:05]さまよう彼の姿はまるで [01:08]四面楚歌 [01:09]影殺し繰り返し [01:12]君に会いに行くよ [01:13]年月を 隔てては [01:16]突き刺す 眼光 [01:18]感傷を 飛び越えて [01:21]斬りかかる その前に [01:23]僕が、助けてあげるよ [01:49]夕暮れたそがれ夜が来る、 [01:51]子どもはおうちへ帰ります [01:54]足早にすれ違う子どもらに [01:56]いつかの自分重ねたりして [01:59]「それは家の中に入れちゃだめよ」 [02:01]声の先へと振り返る少女 [02:03]赤い花二輪握り締めて動かない少年 [02:08]咲いてる赤い花 視界を埋め尽くす [02:13]睨み付けて精神統一、立ち回る [02:18]矛先の彼は問う [02:20]「僕の言葉は聞き入れてくれないのか」 [02:23]自己の確立、 [02:24]揺らぐ彼女の心は時に [02:27]独裁者 [02:28]感情を引きずって [02:30]君に会いに来たよ [02:32]閃光を凌いでは [02:34]突き刺さる 衝動 [02:37]外れ道、背を向けた [02:39]その後でもいいから [02:42]私が、助けてやるよ [03:07]あんな事、あんな事、 [03:09]君は知らなくていいよ [03:12]こんな僕、弱い僕、 [03:14]君は知らないでいいよ [03:17]降り続く雨の中すべてを知った君に [03:22]泥だらけ泣き腫らした君に [03:26]殴られた [03:27]僕だけが背負う程に君は [03:29]子どもじゃなかったね [03:31]向き合った目に映る [03:34]君に似た影 [03:36]とうの昔々斬捨てた [03:39]けんかの続きをしようか [03:41]ちゃんと仲直りできるかな