細い腕は夜の空を掻(か)いた 暗い道を少しずつ歩む 差し込まれた光の絲(いと)へと 触れてみれば鼓動(こどう)が聴こえた 指に絡(から)み、引き寄せられていく 音に委(ゆだ)ね、誘われるまま 辿(たど)り着けば、樹(いつき)は息吹(いぶ)いて 絡(から)み合った紲(きずな)は紐解(ひもと)かれ ゆくりなく巡り合い、必然に 運命(さだめ)の刹那(せつな)は絲(いと)の結び目 月日で色褪せ、消え逝(ゆ)こうとも 紡(つむ)いだ奇跡の印は遺(のこ)され 束(たば)ねた思いは永遠(とわ)にいつまでも 変わらずに 輝きは 終わらない 運命(さだめ)の刹那(せつな)は絲(いと)の結び目 月日で色褪(いろあ)せ、消え逝(ゆ)こうとも 紡(つむ)いだ奇跡の印は遺(のこ)され 束(たば)ねた思いは永遠(とわ)にいつまでも 変わらずに 輝きは 終わらない