凍える指で溶け出す宝石は 滴る水もまたひたひた溢れ出す 冷たい床が頬の熱を奪う 微睡む視界へとひたひた沈んでく 仄暗い水底漂う無意識が いつの間にか心蝕んで朽ちてた 震える指で掴むんだ宝石は 熱で解けた光ゆらゆら消えてゆく 溺れた事は遠い遠い過去へ 破片が宙を舞うゆらゆら降り積もる 仄暗い水底漂う無意識が いつの間にか心蝕んで朽ちてた 私が求めた感覚は遠い指の先の水面にさす光