割れた世界鏡の中蒸せる様な肌に一滴 漏れる声が唸る様にその蔦に絡みつく 染まるような赤い渦が交じる様な淡い倒錯に 熟れる果実落ちる世界甘い目に呑まれてる リノリウムの冷めた色に胸の熱を奪われて 空に浮かぶ青い目が心狂わせた 今宵願う乱れた部屋に這い寄る何が紛い物に 浮かぶ足に滲んだものが乾く間も無く続く様に 架した誓いが崩れ消える賭した誓いは破れ消える 朽ちた世界に変わり果てるこうした視えた感覚 錆びた針が指し示した長い長い刻繰り返す 望む事はその契りに自ずから絡みつく 押し寄せては頬を撫でて指先から求め合う 闇に沈む赤い目が心狂わせた 今宵願う乱れた部屋に這い寄る何が紛い物に 浮かぶ足に滲んだものが乾く間も無く続く様に 架した誓いが崩れ消える賭した誓いは破れ消える 朽ちた世界に変わり果てるこうした視えた感覚