[00:00.51]君のいる世界で笑ったこと、 [00:03.60]君の見る未来を恨んだこと、 [00:06.27]君の声、温もり、態度、愛のすべてが… [00:38.03]海街、赤錆びた線路沿い 二人、「幸せだ」って嘘ついて [00:43.29]くしゃくしゃに笑う顔、繋いだ手 遠くの島、朝焼け [00:48.88]愛しきれない君のこと、つられて泣く私も弱いこと、 [00:53.97]代わりなんてないって、特別だって 許し合えた日も [00:58.90]もう二人に明日がないことも [01:04.24]ただ、ずっと。 そう、ずっと隠してしまおう。 [01:10.11]残される君に届くただひとつを [01:16.81]今でも、探してる。 [01:19.62]「元気でいますか。」「笑顔は枯れてませんか。」 [01:25.32]「他の誰かを深く深く、愛せていますか。」 [01:30.48]ずっと来るはずない君との日を願ったこと [01:37.87]鍵かけて。 [01:49.53]三日月島、陰る渚鳥 ツタに飾られた教会裏で [01:54.91]また子供じみた約束しては 逃げ出す話をしよう。 [02:00.73]誰も満たされないよりも 望んだ最後だけ温める [02:05.72]怖い夢を見ただけの私にそうであったように。 [02:10.55]許すだけでも、耐え抜くだけでも [02:15.90]ただ、きっと。 そう、きっと誰も変われないこと。 [02:21.80]傷付けない弱さが生きられないほど [02:28.32]大きく育ったの。 [02:31.46]覚えていますか、初めて会ったことも、 [02:36.80]君の嘘も、甘えも、弱さも、流してゆくような [02:43.54]この朝焼けであの日のように君はまた [02:49.53]素敵に変わってゆく [02:51.58]愛を歌った 大地を蹴った 今、「最後だ」って殺した最後も [02:56.35]不完全だって不確かになって ほら蹴っ飛ばして、ないや。 [03:01.62]歳月が巡って 声を辿って また生まれ変わったら [03:06.94]真っ先に君に会いに行こう。 [03:30.29]愛していました。 最後まで、この日まで。 [03:35.97]それでも終わりにするのは私なのですか、 [03:41.49]君の幸せな未来を、ただ、願ってる。 [03:50.04]君のいる世界で笑ったこと、 [03:52.80]君の見る未来を恨んだこと、 [03:55.43]君の声、温もり、態度、愛のすべてに [04:01.91]さよなら。