ペントハウスの 窓に射(さ)す街の灯(ひ)で 君抱きしめた… 悲しく泳ぐ人魚が 映(うつ)ってる ガラスの中に 海へ続いてく ハイウェイを見下(お)ろして 君はごめんねと ひとことだけつぶやいた Aquarium 愛で君を縛(しば)り閉じ込めたね Aquarium 青い水にそっと放してあげる さあ帰って行きなよ きらめいた波間へ 傷つきたくて 君はこの街角 戻って来たの 白いクーペから 差し出した左手に 握ってた指環 アスファルトに音たてた Aquarium 僕の涙だけであふれてくね Aquarium 君のいない長い夏が始まる… ただ僕の影ひとつ 動かない舗道さ Aquarium 愛で君を縛り閉じ込めたね Aquarium 青い水にそっと放してあげる いま君が切る波が 僕の頬濡らした