[00:32]この道の先にある夜の背を見てる [00:40]ぞっとする程きれいで何も言えなかった [00:47]いつか誰かが口ずさんでいた歌は思い出せるのに [00:55]それが誰だったかなんていうのはもう、遠い昔話 [01:03]だれも僕を信じてくれてない [01:11]逆さまに今日も僕は世界廻しているのに [01:19]無重力、気力、引き連れたままで [01:27]ただ空へと手を伸ばす、青いスピカ [01:52]この道の上ぽつりぽつり伸びる影 [02:00]永遠に追いつけない一人影踏み [02:07]辿りつくとこには何もないのに思い出そうとしている [02:15]僕は頭が変なのかな、自嘲、歌だけが残ったまま [02:23]だれも君を信じてくれない [02:31]確かにこの右腕が証明してるはずさ [02:39]無意識、呼吸、置き去りのままで [02:47]空へ触る5秒前、赤いアンタレス [02:56]記憶の海 検索 網張り巡らせても [02:58]検索中...時間かかります [03:00]該当するページはありません [03:02]ワード変えて検索続けますか? [03:04]誰かの思い出引きずったまま [03:06]今日も車走らせます。ふらふらと [03:08]片手運転でよいでしょうか [03:10]大丈夫、法廷速度は守ります [03:12]どうも気が気でないようです [03:14]喉に得体の知れない黒い感情が [03:16]つっかえたまま飲みこめない吐き出せない [03:18]まだ自分で立ち上がれない [03:20]ようやく君が思い出せそうです [03:22]誰かとは君だったのですね [03:24]さて探しに行こうと思います。 [03:26]君が呼んでる生きてる手のなる方へ [03:30]僕は君を信じてあげるよ [03:37]膝抱えて、俯いて、何も話さなくていいから [03:45]眼に光差して世界廻すから [03:54]だから君も少しでいい、僕を信じてよ