駅から歩いてキミの家まで5分 歩くのが嫌いだった僕でさえ キミと歩く時間がもっと欲しかった ずっと引き出しの中 潜めてあるキミの 実は知っていたよ 最初の1ページ目は僕と出会った日だった事 思い出す事 そう言えば キミと最初に喧嘩した 理由はとてもくだらない事だったね ずっといつまでも青かった あの空を二人で指差して笑い合えた 夕日で空が染まるまで このまま時間が止まればいいのに と叶うはずない事 必死で願っていた さあ キミの手を掴んで廻り始めた3年前の 桜の季節 今年も僕は旅立ちはない キミが居ないから 思えば右手で数えられるほどの 歳月しかキミとは過ごしてないけれど それでも たくさんの優しさを僕にありがとう 思い出す事 心臓の高鳴りを押さえ 平常心の顔でキミを待っていた事 数多くの人が行き交う駅前なのに 僕には照れながら手を振るキミしか見えてなかった さあ キミの手を掴んで廻り始めた3年前の 桜の季節 今年も僕は旅立ちはない キミが居ないから キミと手を繋いで約束してた 場所にいく事もできないけど 枯れた僕はきっとこの先も潤わない キミが居ないから