さよなら 君の背中 秋空 遠ざかって ごめんね 間に合わないけれど 今でも 大好きだよ ポケットに丸めた手 あかねに染まる 並木道 思い出に ふたをして 自転車のライト 点けた あのときの 悔しさは 泣かないで 忘れたよ また今度 出会うときは なつかしい笑顔で さよなら 君の背中 夕日が 遠ざかって 素直に 言えない子どもだね ホントは 大好きだよ 分からないことばかり だけど 季節は流れてゆく いつの日か 分かるかな 満ち欠ける 風の向こう 歩き慣れた 景色が いつもより はかなくて 遠回りして 帰ろう おなかは空いたけど さよなら 君の好きな 三日月 見上げながら 小さく名前をつぶやいた 今でも 大切だよ さよなら 君の背中 秋空 遠ざかって 素直に 言葉にできないで ごめんね 大好きだよ さよなら ありがとう じゃあね