[00:36.68]3月2日、晴れ。 [00:39.42]お別れを彩るチャイムの音数えて [00:46.52]まだ咲く事も無い桜の下、夢から覚めずにいたかった。 [00:54.87]戸惑いや高鳴りと君に逢った4月。 [00:59.58]くれた言葉あたたかくて独り泣いた5月。 [01:04.49]6月の雨の様に増すばかりの想い。 [01:09.34]笑い合えた7 月と消えぬ線香花火。 [01:14.20]桜色に染まる君の未来 [01:19.86]いつまでも笑顔でいられますように。 [01:23.59]「さよなら」さえ言えぬ弱い僕だけど [01:29.66]好きでした。 [01:30.88]好きでした、ずっと。 [01:32.79]ごめんね、今も変えられない。 [01:40.20] [01:47.0]お別れの時間は近付いてく。 [01:51.23]花道踏み締める姿が遠ざかって行く度 [01:58.85]旅立ちが永遠の別れと思えた。 [02:05.0]初めて見るその涙と時が揺れた8月。 [02:09.94]傷を付けた事にさえも目を背けた9月。 [02:14.84]10月の夕暮れ時、抱え切れない想い。 [02:19.48]11月、書いた手紙。告げた言葉は今も… [02:24.45]涙色で滲む僕の絵には下書きのままの桜が立ってる。 [02:33.86]叶わない事など解っていたけど [02:39.73]桜色、君の笑顔で染められた絵を見てみたかった。 [02:48.23] [03:05.66]旅の香りくれた君に前を向けた12月。 [03:10.61]飾りもせず話す今を消せずにいた1月。 [03:15.31]2月となり、最後の日を覚悟はしていたのに。 [03:20.26]「ありがとう」さえ伝えられない。離れるのが怖くて。 [03:24.96]桜色に染まる君の為に [03:30.51]僕だけは笑顔で見送らなくちゃね。 [03:34.72]「さよなら」さえ言えぬ弱い僕だけど [03:40.29]好きだから。 [03:41.80]好きだから、ずっと。 [03:44.62]3月2日、晴れ。 [03:47.43]お別れのチャイム。 [03:50.19]忘れない。 [03:51.30]忘れない、ずっと。 [03:53.57]手を振る君へ [03:55.61]「卒業おめでとう」