積み木が崩れるみたいに 街が簡単に表情を変えた 取り残されたオモチャに 一瞥もない裸足の支配者 だからもう一切金輪際 誰ひとりも触れさせない汚させない もういいかい もういいよ いっそ誰にも気付かれないように 眠りたいんだそんな僕の手に 小さい指が触れた 今日より明日がもっと ずっと最低だったとして ずっとこうやって笑う事 選んだんだって 初めての呼吸をした ちょっと灰の匂いがした 「愛に棄てられたって愛せるよ」 赤い日 鐘が鳴り響く チャオ 咲いた言葉交わした か弱くて脆い手 全能のヒーローみたいに その名のもと強さ見せろ 排他的信仰性 選民的優越感 強制的迎合論 浄・不浄の境界線 適合/不適合 烙印と劣等を 鉄も血も必要ない ガラクタの革命を サヨナラ汚いタルト 大人たちのパレード 愛を欠いた強硬論に頼んでみろ 有刺鉄線を飛び越して 深く肺に吸い込んだ 「愛は愛であるように」その証明を 結び目よ、どうか緩まないように 神様、あなたはちゃんと見ていて 惡を追いやるんでしょう 心穢れしヒトを咎め 打ち負かすのでしょう 今日より明日がもっと ずっと最低だったとして きっとこうやって笑う事 選んだんだって 初めての呼吸をした ちょっと灰の匂いがした 「愛に棄てられたって愛せるよ」 赤い日 鐘が鳴り響く チャオ