作曲 : 志方あきこ 作词 : 志方あきこ [00:13.95 生(イクタマ)魂在れ 足魂(タルタマ)在れ 衆生(シュジュウ)の群れ 我が為す業(ワザ) 彼が散る様 因果の果て からくれない 染まる小指 絡め 交わした約束に うれし かなし こひし にくし 想いは万華鏡 あまつかぜは 時代を連れ 今 旅立つ その人に 縋ることも 追うことさえ 出来ずに 悲願花 強き 信念(ココロ)のまま 袂分かちて 進む道なら いっそ 修羅とになりませ 風 切って切って 斬り捨て 舞い踊り 咲が誉れ 夢花火 散って散って 散り逝く 定めなら この世はあわれ をかしと からくれない 滲む小指 解け 揺らいだ約束に さびし かなし こひし にくし 絆は 蜃気楼 みたましずめ 浮かぶ 蛍 ふたり 眺めた想い出も 遥か 遠く 河のほとり 流すは 灯籠(アカリカゴ) 今宵 語るは 儚き夢想(ユメ) 無常の宴 さあさ とくとご覧あれ 風 切って切って 斬り捨て 掻き乱れ 咲けよ 己が 刹那の天下 黄泉への旅路は 独りきり この世はあわれ をかしと 天離(アマザカ)る 鄙(ヒナ)の道に立ちて 瞳閉じれば よぎる面影 八百万代(ヤオヨロズヨ)の 名残のように もはや 彼方の幻 風 切って切って 斬り捨て 縁(エニシ)も断ち斬り 散って散って 散り急ぐ 武士(モノノフ)よ 流れる血汐(チシオ)は 最期の花火 この世はあわれ をかしと