作曲 : 藤间仁 作词 : 藤间仁 ある旅人が 手傷を負い 流れ着いた 荒野 そこで出逢った 少女は云う 「その羽根を休め お眠り」 疑いもなく 穢れ知らぬ瞳で 見つめてないで 惑わさないで 心 優しさの彼方に 裏切りがある真理(こと) いずれ あなたも 思い知るわ 孤独の星のもと 産まれた哀しみよ その傷痕は 癒せないの 贋物の愛 溺れた罪 やがて この身 侵す ある旅人は 少女に云う 「愚かさを知らず 生きるの?」 現在(いま)、空、花、何故、風、夢 私の中の 凍ったままの 蕾 憐れまないで 摘み取らないで 心 微笑みを忘れた 幼子たちの歌 夜の 静寂(しじま)を 揺らしてるわ 孤独の星のもと 産まれた哀しみよ その傷痕を 抱きしめて その傷痕と 生きてゆくわ