伝えきれない愛をカタチにして 明日もおまえを放さないよ 降りはじめた雨を避(よ)け 暗い都市の隙間を住く 鳴り出す着信音(ベル)を聞いても 立ち止まるなんてできずに 携帯の向こう側 途切れそうな繋がリ デジタル越しの遠いコトバじゃ 温もりが足りないと言って 数えきれない愛をカタチにする難しさを知っても ただ一つだけ変わらない想いは いつまでもおまえを求めてるよ 足下の水溜(みずた)まりに暗い雲が流れていく どこかで響くチャイムに 振り返りはしないけれど 届かない思い出は いつか消える関係 大切なモノを失くす度に キスをした唇に触れた 伝えきれない愛がもしあるなら 抱きしめたい 今すぐ どんな痛みも乗り越えられるのは おまえを誰より信じたから 容赦のなかった現実に打ちのめされて 遠ざかるユメ 手に入れたユメ 移りゆき季節に もしもお前が愛してくれるなら 微笑んでくれるなら 息も忘れるくらい見つめるから 眼をそらさないで 数えきれない愛をカタチにする 不器用な指先で ただ一つだけ変わらない約束 明日もおまえを放さないよ