雨 まだ止む気配なく 砂の城 残された渚 誰かに忘れられても 終わってから始まる恋だってあるだろう 梅雨も明け続く快晴 退屈な日々(遣らずの日照雨) それなりに幸せには生きたと思ってた だけど もしかして納得が上手かっただけ? ってゆーか それはそれで悪い事でもないよね 傍にいたい 感じていたい ただそれだけ見失ったLove ぎゅっと手を握ってくれた 君の名前さえ もう覚えていない 今日もまた 天気予報はアテにならない(篠突く氷雨) レンタルした牡丹灯籠 古風なのがいい 私らしい 流行り廃りに騙されて 吸い込まれた 下手なメイク映した鏡なら 割ればいい すれ違い 勘違い ただそれだけ失ったLove 必要としてくれた 君のぬくもりが まだ覚えていた 真夜中 雨の浜辺 波にさらわれた砂の城 踏み付け 見上げた夢の中で 君は 笑っていた 涙が出た もう二度とは戻らないLove ふとして気づいた時 部屋には一人 じわり胸はが痛い きっと ずっと 結局のとこ 私は君の事が好きだった 忘れたい 忘れられない 終わったからようやく恋が始まった