生まれてから 学んだ優しさと 諦めた理想で 私は生きていた 壊された自然 それを人とすれば 哀しみさえ所詮 同情の類だ 生きる理由を問う 神の手を離れて 幸せと傲慢 違いなどあるのかと 生き物はそこにある日常に逆らえない 無意識の後ろ歩き そんなことはしない 苦しむモノ それが声を出せば 罪悪感は増し バランスを取れるが 平等ではない この世界の仕組み 気付かぬフリをして 慣れた日々を掴む 生きる理由を問う 神の手を離れて 幸せと傲慢 区別を恐れながら 手を下していない けれど求めている 言い訳の連鎖は もう息もしていない 生き物は満ち足りた日常を求め生きる 目の前を大切にし 愛する者守る また好奇心が世界を変えてゆく 知らず知らず しかし些細なことだろう 私もそう思った