耐え続ける空白を 埋めたかっただけさ 紫よりも濃い暗闇を一人歩いてた 何かが起こる気がしてさ 仕組まれた罠にかかりたいと 思うほどに今が退屈で仕方ない 常識を壊そう 道を逸れるくらいが 調味料とスパイス 辛口もペタだわね 美味しく召し上がれ 食べた感想はいらない あまり自信ないし むしろあまり噛まれず のど元を過ぎたい そんな妄想奏でて私は川を見つめた せせらぎに耳を澄ました 仕組まれた罠にかかりたいと 思うほどに今は なんの邪魔もされずに 海に向かう水だ 一人は何かを生み出し何かを殺すと 気付いた頃には誰かと… 哲学に溺れるより 優しさに溺れよ この世界の意味など 無いと知っても、なお 調べるほどに誰もが 許してほしいだけ 強くなる必要はないという教えに 心を奪われ続け こんな私がいる