[ti:] [ar:] [al:] [00:00.00] [00:00.00] [00:17.61]柔らかな木漏れ日の中あなたいつも [00:27.99]優しく私の髪をその手で束ねてくれた [00:39.72] [00:39.95]それが私の胸を締め付けることも [00:47.25]——嬉しいはずなのに [00:51.64]きっとあなたは知らないの [00:56.65] [00:56.90]触れ方も声も笑う仕種も [01:02.40]全部眩しすぎて [01:08.05] [01:08.30]どんなに近くても自分の意思では [01:16.79]見つめることすら叶わない [01:20.30]この魔法仕掛けの体では [01:26.22]私の想い募らせることしかできないから [01:33.45] [01:43.36]花びらがひらり一片舞い降りてきて [01:53.70]あなたの小さな手の平に収もっていくのを [02:05.40] [02:05.70]まるで自分みたいだんて感じたの [02:13.10]——あなたどの出会いは [02:17.16]ただの偶然でしかない [02:22.15] [02:22.40]もしここで花びらが風に吹かれて [02:28.06]その手離れたって [02:33.58] [02:33.86]私の両足はあなたの元まで [02:42.51]私を運んでくれはしないの [02:47.00]魔法が解けて物言わめ [02:51.90]ただの抜け殼になる時がきて瞳閉じても [02:57.75] [02:57.76](私があなたへと残せるものなんか [03:08.90]片手で数えるほども無いよ [03:16.77]こんなにもたくさんもらってるのに) [03:26.15] [03:26.16]温かい涙の粒も流せないなんて [03:39.54]——嗚呼 愛しい人よ [03:39.55] [03:39.56]最初から解ってい事実がまだ [03:48.48]茨のように絡めついて [03:51.70]体中に滲む痛みを受け入れられない [03:59.85]受け入れられるはずないよ [04:03.45] [04:03.46]もう溢れそうな感情を乘せる [04:11.38]声さえ出す術を知らない [04:14.58]いつしかあなたが朽ち果てるその時までは [04:22.70]せめて側に在り続けていたい [04:27.80]