作词 : Azuki 原曲:天衣無縫 编曲:kaztora (カズトラ) 願いを失くす世界に 願いを託す者たちがいて 極光の中燻った刃 まだ掴む者は訪れはせず(己が眼 己が心) 佇む(未だ此処に非ずと知った) 天へ降りし幼子は 礎となりで浮かび出ずる光輪 誰が望んだのだろうか 終ぞ誰も知らぬ 天上を翔ける 数多の御霊よ(渇いた器に) 零れる言の葉 突き刺す刃 そう此処は楽園だと聞いた 全ては御身の御心のままに(さあ唄え) 緑萌ゆる風の加護(ただ風は吹く) いつかの剣錆び果てて(花の命運ぶため) 縛る 桃源の糸よ 今は此処で空の重みに(その日まで) 焦がれて暮れ往く(この空を暮れ往く) (拂い賜へよ 清め賜へよ この身 この声 禊ぎ賜へ かくも美し悲愴の声 その瞳に何を映すのだろうか) 懐かしさを捨てきれず 少女は大地を目指していた ただ彼の日を思い出す様に ただ在りし日のままに 嘆いてる大地 響く河 嗚呼(枯れて消えたメロディアス) 静寂なる海のせせらぎ(淡く光るプラーナ まだ消えず) 願いは炎と為りて 山を駆る 救い求む人の声(まだ忘れずに) 響く半鐘永久に間に(心の中 永久に間に) 追い風に逆らいて(命に代えて) 道を歩む少女の手には 緋色の刀身(まだ 死なせはしない) 朝の御霧 夕の御霧 嵐に向かう大船となり 解き放てよ 解き放てよ 己が全て 朱く染まる極光 照らすは少女の自我 振り向く道の尊きかな 霞がかる己が眼(ただこの) 母なる世界を想って(己が世界に) 蔦 薫るる風の 振れば魂散る剣の音 ただ嘆きの大地に 忘れられた命の水溢るる(愛も 声も 歌も ただ愛おしい) 最果ての故郷に 募る望郷の想いを(風も 土も 生きている) 今日も詠い続ける(降り注げ) 溢る少女の想い糧にし(嗚呼 全てを救え) 朝の霞 夕の霞 余さずに救い賜へよ 曇れ落つオドに乗せ 天の神子 万象を救えよ