[00:00.000]《Doppel》 [00:05.000]Vocal:みぃ;雨色;ちっぽ [00:10.000]覚=古明地觉  恋=古明地恋 [00:15.000]燐=火焰猫燐  空=灵乌路空 [00:20.000]1.ようこそ遥か地の底へ [01:05.500](合):「ここは暗い地霊殿 マグマも煮えたぎる地獄の釜さ [01:13.800]    空は重く閉じていて 光さえも届かぬケチな場所さ [01:24.000]    俺たちは 嫌われる 追いやられて かごの鳥 [01:32.600]    気付けばそう 気付けばもう そこはそう 闇のそこ」 [01:43.700]   「ここは素晴らしい地霊の底 [01:48.700]    鈍色の空に鳥が舞う【空飛ぶ】 [01:53.600]    息苦しい空気を纏い小粋なダンス踊ろう」 [02:06.000]覚:「そんな暗い顔してないでもう少し笑ったら良いのに」 [02:10.400]  「こんなにも平穏な日々なのに [02:19.700]   何故心を閉ざすの ねえ あなたの笑顔が見たい [02:29.000]   私たち家族でしょう」 [02:35.500]  「ねえ、こいし…?」 [02:41.300]恋:「心なんでもの開かなくても [02:52.600]   困らない構わないわ [03:04.000]    それに 私が心を開いた時は、それは私がいなくなることだよ」 [03:16.500]覚:「まって!まって頂戴こいし!…こいし…。」 [03:21.000]2.お調子ものと忘れもの [03:35.600]覚:「ただ あの子を 笑わせたくて [03:41.000]   何にも出来ない 無力さに気付く [03:47.300]   家族だからこそ 踏み込めない距離に [03:58.400]   大切だと思うからこそ 遠ざかる思いに歯がゆくなる [04:09.500]  心が視えたらどんなにもいいのだろう?」 [04:24.400]八雲紫:「どうもご機嫌麗しゅう。 [04:28.100]     こんな素敵なお茶会に呼んで頂いて嬉しい限りですわ」 [04:34.500]覚:「私はあなたに招待状をよこした覚えはないんだけど…」 [04:38.800]八雲紫:「これはこれはお姫様 あら少し機嫌がわるくて? [04:44.800]     素敵なお茶会なんだし 笑顔でいなくちゃ [04:51.000]     それはそうと妹と喧嘩した?(余計なお世話) [04:57.800]     顔を見ればわかるわよ」 [05:01.000]八雲紫:「怒っていた(あの子の事) [05:03.900]     理由は知ってる?(ちゃんと知りたい) [05:06.900]     教えて欲しい?(もったいぶらないで) [05:10.100]     どうしようかな それじゃ…」 [05:16.200]八雲紫:「御覧なさい(何を見せるの?) [05:19.000]     あなた自身の(私自身が) [05:21.700]     悲劇的な物語を(忘れているなんて事とか) [05:28.400]     見せてあげる(それがあの子の事 知るためになるのならば) [05:43.300]    貴方に(見るわ)」 [05:55.000](合):「そう忘れられてる物語」 [06:02.000]3.希望と絶望の間で [06:03.100](合):「素晴らしい人間の里さ ここでは何でも叶う [06:28.300]     ここは楽園だ人の里 ここには何でもありふれてる [06:36.900]     ここでは何でも出来る ここは地上の楽園さ [06:44.500]     青い空には 鳥が舞う [06:48.100]     どこまでも続いた この道は [06:52.000]     誰もが主役になれるはず [06:56.000]    さあ歌おう 踊ろう [06:59.400]     (そうさ)ここは楽園」 [07:04.600]覚:「ああ、なんで幸せな日々」 [07:08.300]  「きっと私の力は彼らを導くために生まれてきたのね!」 [07:13.200]  「優しい心を持つみんな…私はそんな人たちがとても愛しいわ」 [07:20.000]人間の里の人々:「思ってることをなんで知ってるんだ?」 [07:22.000]        「なんだか気持ち悪い…。」 [07:23.200]        「どうする…?」 [07:24.300]        「どうするって…この村から追い出そう」 [07:27.600]        「あれは悪魔よ、悪魔に違いないわ!」 [07:30.800]        「俺たちの平和を守る為」 [07:32.900]        「奴を吊し上げよう!」 [07:35.000]        「妖怪は敵だぞ 俺たちの [07:38.400]         見つけろ捕まえろ(追いつめろ!) [07:42.500]         心を読まれてたまるもんか [07:47.300]         奴の瞳を さあ えぐれ」 [07:59.400]        「あっちに逃げたわ!」「追え!逃がすな!!」 [08:02.600]        「俺たちの平和を取り戻すんだ!!」 [08:07.000]        「騙されてたまるもんか やっぱり奴は悪魔だった [08:15.000]         悪魔に心を許すと 臨みそすらすすがれるわ [08:23.100]         いたぞヤツだ 剣を持て [08:31.500]         裁きの時だ「今こそ鉄槌を 鉄槌を 鉄槌を 鉄槌を くだせ!!」 [08:41.300]        「勇気を 震い立たせ戦え! 我々の楽園に化け物なんていらない! [08:57.800]         襲いかかる火の粉を今こそ払え 正義の旗の元に今 [09:11.000]         今 あいつを 化け物 吊るして殺せ」 [09:20.000]4.もう一人の私 [09:32.500]覚:「泡沫の夢 心を引き裂かれて [09:38.400]   希望にしがみついても 全てが 無駄 無駄 [09:54.200]   私は逃げ出す 世界 自分 全てから [10:04.500]   でも逃げ場なんて どこに あるというでしょう」 [10:15.300]覚:「願い事すら叶わないならでも…(願い事なら叶えられるよ今)」 [10:29.800]覚:「私はただ誰かに必要とされたい [10:37.400]   一人でいるのはもう嫌なの [10:42.000]   くじけそうになった私の目の前に現れた [10:49.300]   鏡から私がほら手を伸ばしてくれた」 [10:59.000](合):「大丈夫よ 貴女は私 [11:05.800]     私だけはいつまででもそばに 一緒よ」 [11:16.000]5.受け入れられない真実 [11:41.300]恋:「そうして私は生まれたお姉ちゃんに望まれて [11:46.500]   身代わりとして逃避としてこれで思い出せたかしら?」 [11:55.600]恋:「そう こうして私は生まれたの [12:00.600]   都合のいい想いのはけ口 [12:05.300]   そんな私を望んだのは他でもない貴女よ」 [12:21.000]覚:「どうして忘れていたんだろう 貴女が生まれて来た理由を [12:29.900]   今まで心を閉ざし 生きて来たってコトなの?」 [12:38.400]恋:「全部自業自得じゃない その自己満足」 [12:44.500]覚:「違う違う!そうじゃないの!」 [12:46.500]恋:「私を理解しようなんてさ [12:50.500]   今まで気づかずにいたでしょう?」 [12:53.000]覚:「今まで気づけずにいれたの…?」 [13:00.000]恋:「いつまで逃げ続けるの?(私はただ貴女にもずっと) [13:04.200]   受け入れるのが怖い? [13:07.800]   哉にこもってるから(笑ってほしかっただけだったの) [13:12.100]   誰も助けてはくれない [13:16.700]   心を閉じたのは誰?(私は貴女のためだと) [13:20.600]   逃げ続けたのは誰? [13:24.300]   全部貴女じゃないの(思っていたつもり) [13:28.200]   分かっているの?(だけだったの…?)」 [13:39.000]6.さあ瞳を閉じて [13:43.700]覚:「私はどうすればいいの あの頃から変わってない [13:56.400]   一人では逃げ出すことしか 出来ずに泣いていた あの時と [14:10.200]   前を向くための力すら 今の私には無いのでしょうか? [14:23.900]   こんな私に出来る事 本当にあるのかしら…」   [14:47.200]燐:「サトリ様も【ほら】一緒に(お空:「さあその瞳を閉じて」) [14:55.500]   唄いましょうよ 元気だして(「さあ心を開いて」) [15:05.300]   ほら手つないで唄いましょうよ ほら家族を信じて【覚:「この 家族を信じて」】 [15:13.900]   ほら哀しみが飛んで行った!!! さあ絆を信じて【「今 絆を信じて」】 [15:25.200]覚:「どんなことがあったとしても」  [15:32.000](合):「私たち家族だから」 [15:40.600]燐:「そうでしょう?さとり様」 [15:42.300]空:「さとり様なら絶対大丈夫ですって」 [15:45.000]燐&空:「私たち応援していますから」 [15:48.700]覚:「ありがとう…こんなにも思ってくれる家族がいるんだもの」 [15:53.000]  「私も…ちゃんと向き合わないとね」 [15:58.000]7.さとりとこいし [16:25.000]恋:「おねえちゃん、答えはでたの?」 [16:29.000]覚:「ええ」 [16:31.300]覚:「忘れていた 大事な事 [16:39.000]   大切な人の事を [16:46.000]   聴いてほしい私の思いを 貴女には知ってほしい」 [17:00.000]恋:「そうする事でしか耐えられなかった」 [17:07.200]覚:「弱い自分」 [17:09.000]恋:「弱い心の貴女」  [17:12.300]覚:「弱い私」 [17:15.300]恋:「泣いた顔を守っていくと」 [17:18.400]覚:「けれど 諦めないと」 [17:22.300]恋:「心を 決めた (心を決めた) 」 [17:51.300]恋:「全ては貴女の事守る為だったの(「迷ったり悩んだりしないわ」) [18:02.600]   いつからかここが大切で (私は全てを受け入れると決めたの)    [18:08.000]   大好きな貴女だから (これだけ覚えていて欲しいの)   [18:13.400]   いっぱい泣くんでしょうね       [18:18.000]   お姉ちゃん…バイバイ…(「そう思っている人達が大勢いるという事を!」)」 [18:34.200]覚:「今までいろんなことを話し 何度か喧嘩もしてきた [18:48.200]  これまでは貴女は私だったのだろう」 [18:57.600]  「でもそうじゃない、そうじゃないの」 [19:00.800]  「貴女も家族だった こんな私の妹になってくれて」 [19:17.500]  「本当にありがとう」 [19:40.000]8.ファミリア [19:47.600](合):「ここは地霊殿 素敵な場所 [19:56.200]     空は閉じてて 光届かないけど」 [20:03.000]覚:「家族がいる幸せがある」 [20:13.200]覚:「皆が」   [20:20.000](合):「ファミリア ファミリア ファミリア」