《Doppel》 Vocal:みぃ;雨色;ちっぽ 覚=古明地觉  恋=古明地恋 燐=火焰猫燐  空=灵乌路空 1.ようこそ遥か地の底へ (合):「ここは暗い地霊殿 マグマも煮えたぎる地獄の釜さ     空は重く閉じていて 光さえも届かぬケチな場所さ     俺たちは 嫌われる 追いやられて かごの鳥     気付けばそう 気付けばもう そこはそう 闇のそこ」    「ここは素晴らしい地霊の底     鈍色の空に鳥が舞う【空飛ぶ】     息苦しい空気を纏い小粋なダンス踊ろう」 覚:「そんな暗い顔してないでもう少し笑ったら良いのに」   「こんなにも平穏な日々なのに    何故心を閉ざすの ねえ あなたの笑顔が見たい    私たち家族でしょう」   「ねえ、こいし…?」 恋:「心なんでもの開かなくても    困らない構わないわ     それに 私が心を開いた時は、それは私がいなくなることだよ」 覚:「まって!まって頂戴こいし!…こいし…。」 2.お調子ものと忘れもの 覚:「ただ あの子を 笑わせたくて    何にも出来ない 無力さに気付く    家族だからこそ 踏み込めない距離に    大切だと思うからこそ 遠ざかる思いに歯がゆくなる  心が視えたらどんなにもいいのだろう?」 八雲紫:「どうもご機嫌麗しゅう。      こんな素敵なお茶会に呼んで頂いて嬉しい限りですわ」 覚:「私はあなたに招待状をよこした覚えはないんだけど…」 八雲紫:「これはこれはお姫様 あら少し機嫌がわるくて?      素敵なお茶会なんだし 笑顔でいなくちゃ      それはそうと妹と喧嘩した?(余計なお世話)      顔を見ればわかるわよ」 八雲紫:「怒っていた(あの子の事)      理由は知ってる?(ちゃんと知りたい)      教えて欲しい?(もったいぶらないで)      どうしようかな それじゃ…」 八雲紫:「御覧なさい(何を見せるの?)      あなた自身の(私自身が)      悲劇的な物語を(忘れているなんて事とか)      見せてあげる(それがあの子の事 知るためになるのならば)     貴方に(見るわ)」 (合):「そう忘れられてる物語」 3.希望と絶望の間で (合):「素晴らしい人間の里さ ここでは何でも叶う      ここは楽園だ人の里 ここには何でもありふれてる      ここでは何でも出来る ここは地上の楽園さ      青い空には 鳥が舞う      どこまでも続いた この道は      誰もが主役になれるはず     さあ歌おう 踊ろう      (そうさ)ここは楽園」 覚:「ああ、なんで幸せな日々」   「きっと私の力は彼らを導くために生まれてきたのね!」   「優しい心を持つみんな…私はそんな人たちがとても愛しいわ」 人間の里の人々:「思ってることをなんで知ってるんだ?」         「なんだか気持ち悪い…。」         「どうする…?」         「どうするって…この村から追い出そう」         「あれは悪魔よ、悪魔に違いないわ!」         「俺たちの平和を守る為」         「奴を吊し上げよう!」         「妖怪は敵だぞ 俺たちの          見つけろ捕まえろ(追いつめろ!)          心を読まれてたまるもんか          奴の瞳を さあ えぐれ」         「あっちに逃げたわ!」「追え!逃がすな!!」         「俺たちの平和を取り戻すんだ!!」         「騙されてたまるもんか やっぱり奴は悪魔だった          悪魔に心を許すと 臨みそすらすすがれるわ          いたぞヤツだ 剣を持て          裁きの時だ「今こそ鉄槌を 鉄槌を 鉄槌を 鉄槌を くだせ!!」         「勇気を 震い立たせ戦え! 我々の楽園に化け物なんていらない!          襲いかかる火の粉を今こそ払え 正義の旗の元に今          今 あいつを 化け物 吊るして殺せ」 4.もう一人の私 覚:「泡沫の夢 心を引き裂かれて    希望にしがみついても 全てが 無駄 無駄    私は逃げ出す 世界 自分 全てから    でも逃げ場なんて どこに あるというでしょう」 覚:「願い事すら叶わないならでも…(願い事なら叶えられるよ今)」 覚:「私はただ誰かに必要とされたい    一人でいるのはもう嫌なの    くじけそうになった私の目の前に現れた    鏡から私がほら手を伸ばしてくれた」 (合):「大丈夫よ 貴女は私      私だけはいつまででもそばに 一緒よ」 5.受け入れられない真実 恋:「そうして私は生まれたお姉ちゃんに望まれて    身代わりとして逃避としてこれで思い出せたかしら?」 恋:「そう こうして私は生まれたの    都合のいい想いのはけ口    そんな私を望んだのは他でもない貴女よ」 覚:「どうして忘れていたんだろう 貴女が生まれて来た理由を    今まで心を閉ざし 生きて来たってコトなの?」 恋:「全部自業自得じゃない その自己満足」 覚:「違う違う!そうじゃないの!」 恋:「私を理解しようなんてさ    今まで気づかずにいたでしょう?」 覚:「今まで気づけずにいれたの…?」 恋:「いつまで逃げ続けるの?(私はただ貴女にもずっと)    受け入れるのが怖い?    哉にこもってるから(笑ってほしかっただけだったの)    誰も助けてはくれない    心を閉じたのは誰?(私は貴女のためだと)    逃げ続けたのは誰?    全部貴女じゃないの(思っていたつもり)    分かっているの?(だけだったの…?)」 6.さあ瞳を閉じて 覚:「私はどうすればいいの あの頃から変わってない    一人では逃げ出すことしか 出来ずに泣いていた あの時と    前を向くための力すら 今の私には無いのでしょうか?    こんな私に出来る事 本当にあるのかしら…」   燐:「サトリ様も【ほら】一緒に(お空:「さあその瞳を閉じて」)    唄いましょうよ 元気だして(「さあ心を開いて」)    ほら手つないで唄いましょうよ ほら家族を信じて【覚:「この 家族を信じて」】    ほら哀しみが飛んで行った!!! さあ絆を信じて【「今 絆を信じて」】 覚:「どんなことがあったとしても」  (合):「私たち家族だから」 燐:「そうでしょう?さとり様」 空:「さとり様なら絶対大丈夫ですって」 燐&空:「私たち応援していますから」 覚:「ありがとう…こんなにも思ってくれる家族がいるんだもの」   「私も…ちゃんと向き合わないとね」 7.さとりとこいし 恋:「おねえちゃん、答えはでたの?」 覚:「ええ」 覚:「忘れていた 大事な事    大切な人の事を    聴いてほしい私の思いを 貴女には知ってほしい」 恋:「そうする事でしか耐えられなかった」 覚:「弱い自分」 恋:「弱い心の貴女」  覚:「弱い私」 恋:「泣いた顔を守っていくと」 覚:「けれど 諦めないと」 恋:「心を 決めた (心を決めた) 」 恋:「全ては貴女の事守る為だったの(「迷ったり悩んだりしないわ」)    いつからかここが大切で (私は全てを受け入れると決めたの)       大好きな貴女だから (これだけ覚えていて欲しいの)      いっぱい泣くんでしょうね          お姉ちゃん…バイバイ…(「そう思っている人達が大勢いるという事を!」)」 覚:「今までいろんなことを話し 何度か喧嘩もしてきた   これまでは貴女は私だったのだろう」   「でもそうじゃない、そうじゃないの」   「貴女も家族だった こんな私の妹になってくれて」   「本当にありがとう」 8.ファミリア (合):「ここは地霊殿 素敵な場所      空は閉じてて 光届かないけど」 覚:「家族がいる幸せがある」 覚:「皆が」   (合):「ファミリア ファミリア ファミリア」