[00:01.00] [00:11.85]Vocal.ななひら Composer.かめりあ [00:18.26]Album. <Meltical sugar wave> [00:23.31] [00:23.98]一ツ二ツ滴る雨 鉛色の叢雲が覆う [00:32.62]蝉時雨が聲を潜め 風鈴が響く [00:41.16]傘持つ人は早歩き 不達の旋律独り濡れる [00:49.89]終り際の蒸し暑さに 黒髪が靡く [00:57.00] [00:57.12]駆足の社會に 届かないなら 此の歌は [01:06.58]人を射つ 雹落に 變えてしまいたい [01:14.51] [01:14.96]宙を裂いて 地を叩く [01:19.31]空隙を僅か震らす [01:23.60]幾佰の迹 陽の目が射て [01:27.95]消え損じた夏の音と 溶けていく [01:35.29] [01:48.25]灼けた道路 隙無く埋め 響み起こす不揃な硝子 [01:56.89]蹴飛ばし歩いた黄昏 茅蜩が集く [02:05.56]燈りを覓める其の眼が 眉顰める詩 忘れている [02:14.16]拾い上げた雹を投げて 夕闇に隠す [02:21.27] [02:21.45]正当健全な基準が 雑音と評す 此の歌は [02:30.88]耳を惹く 雷鳴に 變えてしまいたい [02:38.72] [02:39.25]軌蹟剞み 形失くす [02:43.64]静謐を握り締める [02:47.97]遍く降れ 立ち止まって [02:52.30]雹落に此の歌 重なる様に [03:00.30] [03:13.90]宙を裂いて 地を叩く [03:18.16]空隙を僅か震らす [03:22.50]幾佰の迹 陽の目が射て [03:26.85]消え損じた夏の音と 溶けていく [03:34.51] [03:56.91]