[00:00.000]君の歌は、呼応し [01:00.030]透き通る手、砂雑じりの雪に [01:07.310]ひとすじの詩、描かれモノクロに、 [01:16.460]焼き付いて、瞳から [01:23.860]離れない、 [01:26.710]まだ [01:43.600]有り触れた、終焉の、 [01:47.190]美しく、染まろうと揺れながら [01:50.810]裏切と絶望を落とし、 [01:54.550]コキュトスに煌かせた [01:59.590]脈打つ河、輝く海、 [02:07.020]その最期に僕らは佇む [02:13.470]遠ざかる手、凍り果てる街に [02:20.780]君の歌は、呼応し [02:26.290]響いてく [02:27.700]有り触れた、終焉の、言葉、 [02:31.410]無慈悲さの、欠片から [02:34.180]生まれ得た 君の歌 [02:36.400]君の歌 声が、響いては、 [02:40.020]反射して永遠に [02:42.400]僕達を、僕と君だけを [02:45.960]閉ざし行く、緩やかに輪を描き [02:49.740]鳴り響く、メロディは、やがて [02:53.430]狂おしい、叫喚に、呑み込まれ [02:57.100]音楽を、(僕たちの音を) [03:00.730]君の歌、(君の歌だけがまだ) [03:04.460]紡ごうと、(紡ごうとしている) [03:08.150]僕たちを、赦しあうために [03:13.500]そして、せかいは、ひらかれてゆく