[00:54.00]目が覚めたら夜の静寂 [01:00.20]嫌な夢を見ていたみたい [01:04.15]汗を拭い見渡したら変哲のない穏やかな…嘘 [01:12.14]目が覚めたわ夢の静寂 [01:16.20]引き戻す誰かの悲鳴 [01:20.18]あちらこちら火の手あがり [01:24.19]世界を染めてく [01:28.19]「早く逃げなきゃ」焦るほど [01:32.33]爪先が動かない [01:36.18]ここで終わらせても良い? [01:39.95]なんて [01:45.14]呟いた [01:51.16]でも [01:52.37]聞こえてくる蹄の音 遠く高らかに [02:00.35]道を拓く黒煙 従順な僕のように [02:08.38]白馬を駆るその姿はまるでおとぎ話  [02:16.35]その(あ)少女は気高く麗しく炎を纏い [02:24.18]目の前で立ち止まり [02:28.05]白い手を差し出し [02:31.96]「あなたを助けに来たわ」と [02:37.87]満足そうに笑う [02:44.20]パチパチと火花の音が 耳を翳め [02:50.15]思考を暈す [02:52.20]ひらひらと逃げ惑う 蝶 [02:56.22]焦付いた瞳 [03:00.18]「君は知らなくてもいい」と [03:04.40]あの日背を向け逃げた [03:08.16]私を追いかけてきた [03:11.95]なんて [03:17.12]恐ろしい [03:23.14]でも [03:24.40]祈りながら呪う様に歌う幸せは [03:32.35]時に人を狂わせる熱病 恋焦がれて [03:40.40]風に靡く白金の鬣 ねぇきっと [03:48.30]私たちは 正しいことなんて 判らなくて [03:56.20]此の腕をとったなら [04:00.06]そのまま抱きしめて [04:03.88]「一緒にきて頂戴」と [04:07.66]無邪気に命を下す [04:15.70]いつか見つかるのだろう [04:20.10]そして出会うのだろう [04:23.93]夜の終わり告げる [04:27.95]旅立ちの鐘の音…