[00:23.76]光を失くした街にはまた夜が訪れた [00:32.01]逸れた月を捜して 空を仰いでる [00:38.99]あぁ 少女は胸に抱えた薔薇の花束を [00:46.21]落としてしまったよ [00:49.88]溢れた涙を拭いていた [00:53.82]醒めた夢と気付く頃には 空の掌 [01:01.40]はぁ 夜の向こうへと思い馳せても [01:08.20]確かなものは何一つ無かった [01:15.36]さよならも言えぬまま 忘れてしまうなら [01:23.32]明かりを灯す意味はどこにあるのだろうか [01:36.18] [01:46.88]重ねた手と手で誓いの旗を丘に立てた夜 [01:55.28]言葉を失くして ただ街を見下ろしてる [02:02.22]あぁ 少女は胸に抱えた薔薇の花束を [02:09.52]手向けて 祈る様に 月を見てその目を閉じた [02:17.06]冷えた頬が赤くなるまで 立ち尽くしていた [02:24.78]夜を越えたら 胸の痛みも [02:31.58]解けて空へ溶けていくか [02:39.07]置き去りにされたまま忘れてしまっていた [02:46.56]悲しみも共に連れて行けよ [02:52.52]思い出す前に [02:58.94] [03:32.86]「醒めた夢はどこへ消えたの?」 [03:40.56]誰もがその先を信じて疑えない [03:48.09]目を覚ませば夜は明けると誰が決めただろう [03:55.56]はぁ 夜の向こうへとその身を燃やして [04:02.42]迎えた そこで何を知ろうと [04:10.00]さよなら 夜を越えて わたしは捜していた [04:17.53]誰もがその胸に灯した 確かな光を