消えた夏の残像に目を擦っていた それでも朝は僕を迎えに来るらしい 絵に描いた様な毎日じゃないけど それなりに笑えているよ 思い出したんだ その手によく似た温もりを いつまで経っても忘れられそうにない 忘れられそうにない 今、夏の足跡 溢る思いを 揺らいだ空 浮かべて 「あの唄はきっと鳴り止まない」 落とした心を拾ってくれよ 風に吹かれて 騒がしいこの街を離れて行ってしまうその前に 消えた夏の残像に目を擦っていた それでも朝は僕を迎えに来るらしい 絵に描いた様な毎日は絡まって いつの日か君を作るよ 今、君のその手を握っていたいよ 何度迷ったって可能性はもうそこに居るでしょう 夏の足跡 眩んだ世界へ 窓を開けて 素晴らしい眺めだ どこへだって行ける気がするよ