鳥籠 -in this cage- - 天野月子 詞:天野月子 曲:天野月子 遥か遠くであなたを待つ一羽の鳥 翼を折り畳み 何処にも飛ばず伫む 錆びた籠の中朧げになった日々は 薄れていくほどに美しい彩を放つ 谁かワタシノ声ヲ ドウカ届ケテ下サイ あの空へ あの雲間へ あなたの眠る麓へ The distance to heaven The distance from my heart 鳴き声を上げるように 閑かに閉ざされた 空が口を開けてゆく The distance to heaven The distance to sky やさしい雨が落ちる 濁ったわたしの淡い願いなど 濯い流すように 月日はどれくらい わたしを隠したのだろう 微かな光さえ痛みを覚えてゆく 谁かワタシノ羽根ヲ ドウカ千切ッテ下サイ 選べない 自由ならば いっそ持たずに行きたい The distance to heaven The distance from my heart 瞼に刻みつけた あなたの面影が漆黒の闇に溶ける The distance to heaven The distance to sky 冷たい雨は落ちる 握りしめたてのひらの熱を 奪い拭うように 水圧に侵される感情 水の中に消えてくざわめき 沈みながらわたしは想った あの空を あの雲間を あなたの笑颜を The distance to heaven The distance from my heart 鳴き声を上げるように 閑かに閉ざされた 空が口を開けてゆく The distance to heaven The distance to sky やさしい雨が落ちる 濁ったわたしの淡い願いなど 濯い流すように The distance from my heart The distance to heaven The distance to sky The distance to heaven