静かな夜に 鮮やかなネオン滲ます 雨音が 色とりどりの人達を 街から消していく いつからか透明な君 探す 目の前にいるのに すり抜けて上手く掴めず やがて見失う 回転木馬 意味無くした 安らぎも夢の狭間に 消えていくよ アイデンティティ 君の記憶もそっと 回転木馬 永遠なんて 僕には必要無かった ただもう少し 叶うならば 君と笑いたかった 廻る景色は輝いて 二人は時を忘れたね ぬくもり伝える繋いだ手は 「離さない」そう決めた 繰り返す日常の中 常に人混みに紛れて 悲劇を演じ出したなら 悲しい結末 回転木馬 あの日の君が スローモーションで笑い掛け 壊れかけた ビデオのように 何度も繰り返して 回転木馬 しがみついてる まだ振り落とされないように 「離さない」が 離せなくて ここから逃げ出せない 廻りまわる 切ないほど まるであの日のメリーゴーランド 仮初の幸せが続くことはなく 回転木馬 悲しい雨も やがて止むと教えてくれた そんな君の アイデンティティ 消せはしないだろう 愛していた その全ても いつかモノクロに溶けていく あの日のまま 回転木馬 笑顔の二人乗せて